週次で行われていた「実績集計 → ランキング表の作成 → グループへの共有」という一連の手作業を、CSVのアップロード1回に集約しました。
クライアント / プロジェクト概要
多店舗展開するサービス業の企業様です。店舗ごとの売上と目標達成率を毎週集計し、ランキング表を画像にしてチャットツールのグループへ配信することで、数字を現場に共有し店舗間の切磋琢磨につなげる運用をしていました。すべて手作業のため、集計・作図・配信に多くの時間がかかっていました。
課題
- 週次+月間で、エリアや業態などの区分ごとに20本以上のランキング表を手作業で作成していた
- 集計からレポート作成までに時間がかかって共有が遅れ、数字が現場に浸透しきらなかった
- 新店の追加や区分の変更が集計側に反映されず、マスタの更新漏れでランキングから漏れる店舗が出ていた
- 期間や店舗を間違えて作り直すと、古い表や画像が残って混乱のもとになっていた
ご提案・アプローチ
既存の社内サイト(wiki)に組み込む形で、CSVアップロード → 集計 → ランキング記事の自動作成 → A4画像の生成 → グループ配信、までを一気通貫の機能として開発しました。配信だけは誤送信防止のため自動化せず、**生成と配信を分離して「確認してから送る」**運用にしています。
制作のポイント
- 何度やり直しても壊れない「冪等」な取り込み設計。 同じ期間・店舗のデータは古い集計・記事・画像ごと確実に置き換わり、重複が残りません
- レポートはデザインをHTML/CSSで組み、ヘッドレスブラウザでA4画像に変換。 レイアウト変更がスタイルの修正だけで済み、掲載店舗数が多い週も自動で縮小してA4に収めます
- マスタ更新漏れの自動チェック。 集計のたびに登録漏れの候補を洗い出すCSVを出力し、「ランキングから漏れる店舗」をなくしました
- 店舗ごとの目標達成率も同じCSVから算出。 月間目標に対する日割りの進捗率を月中でも確認でき、月末の駆け込みではなく期中の軌道修正ができます
制作の流れ
- ヒアリング:週次の集計・配信フローと、ランキング表の様式を確認
- 設計:集計・画像生成・配信の分離と、作り直し時の挙動を設計
- 制作:集計 → 画像生成 → 配信の順に実装し、実データで検証
- 納品・運用:月次の様式変更やマスタ更新にも継続対応
成果
- 週次の集計・作図・配信作業が「CSVアップロード1回+送信ボタン」に集約されました
- 過去のランキングが社内サイトの記事として蓄積され、期をまたいだ店舗間の比較ができるように
- 集計漏れの自動検出により、ランキングから漏れる店舗が出る不公平を仕組みで防止しました





