多店舗運営の企業様の社内情報基盤として、役職別の閲覧制御を備えた社内wiki・ポータルを構築しました。
クライアント / プロジェクト概要
多店舗展開するサービス業の企業様です。業務マニュアルや社内連絡が個別のメッセージや口頭で流れており、「店長層にだけ共有したい情報」「特定の個人に確実に届けたい連絡」を安全に整理できる場所がありませんでした。
課題
- 管理職向けの情報と一般社員向けの情報を、同じ場所で安全に混在させられなかった
- 全員宛の一斉連絡しか手段がなく、個人宛の重要な連絡が流れてしまっていた
- 社内の写真・記録が個人の端末に散在し、共有資産になっていなかった
ご提案・アプローチ
運用に慣れたCMS(WordPress)を土台に、必要な機能を自社開発プラグインとして積み上げる構成を提案しました。大掛かりな専用システムではなく、**「1つの社内サイトに、権限に応じた見え方を持たせる」**方針です。役職は6段階のロールとして定義し、記事ごとに閲覧できる役職を指定できるようにしました。
制作のポイント
- 閲覧制御は多層防御。 一覧からの除外・表示直前のフィルタ・URL直打ちへの404返却を重ね、「リンクを知っていれば見える」状態を作りません
- 個人宛お知らせは既読管理つき。 宛先本人以外はアクセスできず、届いたか・読まれたかを追跡できます
- スマホから使える社内アルバム投稿。 複数枚アップロード・長押しでの並べ替え・無限スクロールの一覧など、私物スマホからストレスなく使える操作感に仕上げました
- メッセージアプリ内ブラウザ対策。 共有されたURLをアプリ内で開くとログインが維持できない問題に対し、外部ブラウザへ自動で逃がす仕組みを追加しました
制作の流れ
- ヒアリング:共有したい情報の種類と、役職ごとの見せたい範囲を整理
- 設計:ロール体系と権限、機能ごとのプラグイン分割を設計
- 制作:wiki基盤 → 閲覧制御 → 個人宛お知らせ → アルバムの順に段階導入
- 納品・運用:運用開始後も業務機能(集計・評価など)を同じ基盤に追加
成果
- 役職に応じた情報の出し分けが実現し、1つの社内サイトに情報を集約できました
- 個人宛連絡が既読つきで届くようになり、「伝えたはず」の行き違いが減少
- 社内ポータルが定着し、その後の業績集計・人事評価などの業務機能も同じ基盤の上に展開されています





